修理します!!
今回はご依頼を受けた修理の紹介をしたいと思います。
まずはこちらのGibson Les Paul model。
ご依頼内容は全体のオーバーホールとの事。
お預かりした時の状態は…
フロントピックアップが無い…
ボディトップ面にかなり激しいキズ…
リアのエスカッションは割れている…
コントロール類も中身が腐食してる…
などなど。
やりがいのある内容である上に、ご依頼主さまから「ピックアップはふたつともお店のオリジナルを!」というリクエストをいただきましたので更に気合いが入りました。
先ずはボディの傷から取り掛かりました。番手の細かい耐水ペーパーを使用して、塗装を損なわない様に細心の注意を払いながら作業をすすめました。
電装系のパーツの選択は任されたのでポットはCTSの300KBのロングシャフト、ジャックとトグルスイッチはSwitchcraftの物を選びました。
ピックアップは、マグネットはアルニコ5、ワイヤはRemingtonのPoly nylon の42AWGを使用して、ネック側はコイルの巻き数を4200と4150、ブリッジ側は5150と5000としました。
フロントの巻き数を少なめにするのはこの時はじめてやってみたのですが、2つのピックアップのバランスをとるには中々良い方法なのではとこの時思いました。
音色はレスポールモデルらしい音に仕上がったと思います。
出来上がったギターを見たお客様からは、お願いする前の状態が嘘のようだと喜びの声をいただきました。
ブリッジ側のピックアップにカバーが無いのはジミー・ペイジのモデルみたいにしたいとのお客さまの希望でありました。(JPの名前が出たので後にコントロール部の改造もあるかと4芯仕様にしました・笑)
音も気に入っていただけて自分も嬉しくなりました。
この様な修理も承っております。
見積もりは無料です。
是非ご相談ください。
お待ちしております。
宜しくお願いいたします!